楽しみにしていたイベントの日に「雨」の予報が出ると少々気が滅入りますよね。
でも、雨の予報を見るだけで予定を変えるのは、ちょっともったいないかも知れません。
実は、降水量によっては、予定通り楽しめることもあります。
「1mm」と聞いてなんとなく「小雨かな？」と思うかもしれませんが、具体的にどんな影響があるのか気になりますよね。
そこで今回は、1mmの降水量が実際に何を意味するのか、そして傘を持っての外出になるのかを特に詳しく解説します！
1mmの降水量とは？具体的にはどんな状態？
降水量1mmの意味を知ろう
「降水量」とは、雨が降ってできる水の厚さを表す指標です。
天気予報でよく注意する「1時間に1mmの降水量」は、1時間で集まった雨水が1mmの厚さになります。
1時間で1mmの厚さになる雨が降ったこの数値は、気象機関で0.5mm単位で計測され、1mm未満でも四捨五入すると、日本には約1,300か所にアメダス（自動気象データ収集システム）が設置され、全国で気温や降水量などのデータを随時集めています。
降水量を簡単に測定するには深さがわかる容器、コップなどを使って一定時間外に置き、時間経過後に容器の水の高さを、定規で測ればおおよその降水量を測定可能です。
1mmの降水量なら傘はいる？
結論から言うと、1mmの降水予報が出ている日は折りたたみ傘を持っているのが無難です。
1mmの降水量は細かい雨が降り続く程度で、長時間外にいると衣服が濡れてしまう可能性もあります。
短時間の外出なら傘を使わずに済むかも知れませんが、急な雨で濡れてしまうこともございます。
また、1mmの予報でも1.9mm降下することもありますので、その場合には傘が必要なくらいの雨になる可能性になるんですよね。
そのためには、1mmの降水予報の日は、用心に念のため折りたたみ傘を携帯することで安心できます。
小雨の日に行うディズニーやアウトドア、運動会はどう影響される？
1mm程度の雨では、傘をささない人もいるでしょう。
このくらいの小雨の日、外出の予定をどうするか迷いますよね。
小雨の中でも楽しめるディズニーやアウトドア、運動会の過ごし方を考えてみましょう。
小雨の日にディズニー・ディズニーシーは楽しめるかな？
ディズニーランドやディズニーシーは少しの雨なら楽しめます！
屋外のアトラクションや屋台はお休みすることもありますが、屋内施設やレストランは通常開催しております。
通常のパレードが中止されても、雨の日限定のミニパレードが行われることがあり、ジャングルカーニバルやアブーズ・バザールでは雨の日限定のグッズも手に入ります。
ディズニーシーでは「マーメイドラグーン」はエリアの大半が屋内のテーマポートなので、このようなところを中心に遊んぶ計画を立てると雨の日も楽しめますよ。
小雨予報の今日アウトドアを楽しむには？
キャンプやハイキングを小雨予報の日に計画しているなら、特に初心者の方はご注意を！
山の天気は変わりやすい、小雨が急な豪雨に変わることもあります。
床も滑りやすいため、安全第一で行動しましょう。
雨の日ならではの自然の景色も素敵ですが、しっかりとした準備が必要です。
とにかく経験者とともに、安全なルートで楽しむことをおすすめします。
ゴルフでわずかな降雨の場合の見極め
1mmの小雨程度であれば、ゴルフを楽しむには大きな問題はありません。
軽い降雨なら特に雨具がなくてもプレイは続行できますが、2mmを超える雨が降りそうなら傘やレインウェアなど防水対策があると安心ですね。
雨がボールに与える影響も軽微だったらいいのですが、地面からの跳ね返りがある強さになるとプレーに影響が出てきます。
運動会を行うにつき天気の思案
運動会が行われるかどうかは、雨量というよりもグラウンドの状況に左右されます。
前日から雨が続くと、1mm程度の雨でもぬかるんで競技に支障が出ることがあります。
そのような状態には、プログラムなどを修整しながら実行していくことが多いですが、風が強かったり床がぬかるんだりしていると、安全性から中止することもあります。
雨の量だけでなく、グラウンドの状況や予備日の状況など、いろいろな問題が起きてきます。
１ｍｍの降水量なら積もる雪はどのくらい？
雪の積もる量は、降水量、気温、雪の性質によって異なります。
一般的に気温が0℃のとき、1mmの降水量は約1cmの積雪に相当するとされています。
水分量が関係しており、北海道のようにサラサラとした軽い雪の場合、同じ1mmの降水量でも約2cmの積雪になります。
気温が氷点下になると雪の密度がさらに軽くなり、積雪が多い傾向が見られます。
また、日中は気温が高くて、降った雪が溶けやすいため、積雪量が少なくなる場合もありますが、夜間や寒い時は雪が溶けにくく、降水量が少なくても雪がしっかりと積もります。
雪は時間が経つと自分の重みで圧縮されるため、1mmの降水量が3時間続いても、3cmの積雪になることはないです。
降雪量を正確に測るためには、専用の雨量計で積もった雪を溶かし、その水量を測定します。
積雪の厚さはレーザーを使った方法で直接測定されることが多く、気温や雪質によって異なる降雪の影響が速時で記録されます。
まとめ
・「降水量1mm」とは、1時間に1mmの雨が降ることを言います。
・1mmの雨なら、傘をささない人もいますが、雨が強い可能性もあるため、携帯用の傘を持つのがおすすめです。
・降水量1mm程度なら、ディズニーランドやディズニーシーは十分に楽しめます。
・登山やキャンプも可能ですが、滑りやすさや安全面には常に十分な注意が必要です。
・ゴルフはこの程度の雨であれば問題なくプレイできます。
・雪の場合、降水量1mmは約1cmの積雪に相当します。
降水量1mmはわずかな雨に感じるかも知れませんが、せっかくの予定を雨で中止したくはないですよね。
1mm程度の降水量なら、ほとんどの場合、外出やレジャーも問題なく楽しめます。
その前に天気予報を確認し、雨具を持っていくと安心ですね。
また、雨の日ならではの楽しみ方を見つけるのも良いアイデアです。
なお、1mmでも雨は雨。
体温が下がったり、体力が消耗したり、足元が滑りやすくなるリスクがあるため、適切な雨対策をして、安全で楽しい一日にしましょう。
